緑茶と比べると意外と歴史の浅い紅茶の文化。日本ではアッサム原種の栽培が困難で、品種改良が行われました。アッサム雑種に香りの良いダージリン種を
交配して生まれたのが「べにふうき」。日本の土壌で育てやすく栄養価が高いものの、紅茶にするには成分が濃すぎてなかなか良い紅茶が作れませんでした。
影山製茶ではあえて木々に囲まれた朝靄のかかる山麓の茶畑で育て、製法を苦慮すること10年弱ようやく香りが良く美味しい紅茶を作れるようになりました。
ちなみに当店の茶葉で唯一、水出しができません。やはり温めた器に高温のお湯で淹れないと本来の味わいは出ないようです…